うちにはすいともくというヤモリがいます。
すいは友人から譲り受け、もくはベランダで出会った子たちです。
今回卵を産んだのはもく。
もくとの出会い
もくは、タイヤ交換をしようとしていて、ベランダを整理しているときでした。
タイヤ置きに使う板の下を掃除しようとしたら、のペっと居座っていたのが彼女。
すい(知人から譲り受けた)を先に受け入れていたこともあり、子どもたちが育てたい!という希望で捕獲することに。
静かに近づくも、気づかれてさささささっと身体を横に動かしながら動いて逃げたところを捕獲しました。
(このときに物干し竿の金具に鼻を強打して鼻血を出すという始末・・・痛かった。)
卵の確認
ケージもすいとは別物を用意して、快適に過ごせるように心がけています。
壁がガラスなので、張り付いているとお腹まわりも観察することができます。
ふと、お腹の中に白っぽいものが確認できました。ただ、それほど大きなものではなかったので、「もしかすると卵かも?」という程度の認識でした。
少し、もくがシェルター(隠れ家)の中に籠もって、餌もあまり食べてない様子が数日続いていたので体調が悪いのか少し心配していたました。
そんなとき、朝に長男坊がシェルター内に産卵しているのを見つけました。(その瞬間は長女の送迎でいたなかった私)
長男は「すごいねぇ!」と感動して泣いていたそうです。父ちゃんはその感性が素敵だと思う。
産卵したことを確認して撮影した写真が冒頭の写真です。
ヤモリの卵は2つ産むことが多い
生存競争のため、複数個を産卵するそうですね。
卵同士はくっついていて、振動はよくない影響が出るそう。上下を間違ってしまうこともよくないそうです。
また、親が間違って踏み潰したりすることもあるようなので、できれば救出して別の場所で保管することがおすすめされていました。
また、無精卵である可能性もあるので、しばらく観察が必要です。
ヤモリは子育てをしない
哺乳類は子育てすることで愛情と関係性を作っている生き物ですが、なんとヤモリは産卵を終えた瞬間から、あとは頑張れ!たくましく生きろ!という感じで、関係性がなくなるそうです。
だから、踏み潰してしまうこともあるんだろうなぁ。
ということで、もくのケージの掃除とともに、天地返しをしないようにそうっと別の籠に移します。
今回はケージ内に産卵していたので、ペットシーツにくっついてしまっていました。
揺らさないようにペットシーツをハサミで切り取り、できるだけ水平を保ったまま移動。
あとは生活の導線から外すことで、間違って蹴ったり落としたりしないように保管することにしました。
孵化まで1ヶ月くらいかかるそうなので、無事に生まれてくることを祈ります。
卵の保護と孵化について
卵の特徴: ヤモリの卵は硬い殻に包まれており、白色またはクリーム色をしています。卵は時間とともに固くなり、孵化するまでの約1〜2ヶ月間、湿度と温度が適切な環境で保たれます。
保護行動: 多くのヤモリは産卵後に卵を放置しますが、一部の種では卵を守る行動が見られることもあります。
孵化: 卵は約1〜2ヶ月で孵化し、孵化直後のヤモリの子供(幼体)は親とは独立して生活を始めます。
YoutubeでFoodVlogを始めました! よかったら見てやってください!