
自宅ビールを作るぞ!とは思ったものの、何が作れるんだろう?と思いました。
やっぱり、これが作りたい!っていう明確な目標があったほうが作る工程もワクワクしますよね。
ホームブルーイング(自家醸造)で作れるビールの種類、特徴、基本的な作り方を調べてみました。
Contents
作れるビールの種類と特徴
ホームブルーイングでは、さまざまなビールを作れますが、特に初心者向けのものから本格派まで、以下のようなスタイルが人気です。
1. ペールエール(Pale Ale)
- 特徴:ホップの香りとモルトのバランスが良い。程よい苦味とフルーティーな風味。
- 例:アメリカンペールエール(APA)、イングリッシュペールエール(EPA)。
- 難易度:初心者向け。
2. IPA(インディア・ペールエール)
- 特徴:ホップの香りが強く、苦味がしっかりしている。柑橘系や松の香りが特徴的。
- 種類:ウエストコーストIPA(ドライで苦い)、ニューイングランドIPA(ジューシーで甘め)。
- 難易度:中級者向け。
3. スタウト
- 特徴:ローストしたモルトの風味が強く、コーヒーやチョコレートのような味わい。クリーミーな泡が特徴。
- 例:ドライスタウト(ギネス風)、ミルクスタウト(甘め)。
- 難易度:中級者向け。
4. ヴァイツェン(Weizen)
- 特徴:小麦を使ったフルーティーで軽い味わい。バナナやクローブの香りが特徴的。
- 難易度:初心者向け。
5. ラガー(Pilsner, Hellesなど)
- 特徴:すっきりしたクリアな味わい。低温発酵(ラガー酵母使用)が必要。
- 難易度:上級者向け(温度管理が重要)。
基本的な作り方(エールビールの場合)
エールビールは常温発酵が可能で、家庭でも比較的簡単に作れます。
1. 原料の準備
- モルトエキス または 麦芽(モルト)(クラッシュ済み)
- ホップ
- ビール酵母(エール酵母)
- 水
- 砂糖(ボトル内二次発酵用)
2. 仕込み(麦汁作り)
- 麦芽をお湯(約65℃)で糖化(マッシング)
- 1時間ほど浸して麦芽のデンプンを糖に変える。
- ろ過して麦汁を抽出
- 麦芽を取り除き、麦汁(ウォート)を得る。
- 麦汁を煮沸しながらホップを加える
- 60分間煮込むことでホップの苦味と香りを調整。
3. 発酵
- 麦汁を冷やし(約20℃)、発酵容器へ移す
- 酵母を加えて発酵開始(1〜2週間)
- エールは20℃前後で発酵。
- 泡や二酸化炭素の発生を確認。
4. 二次発酵・瓶詰め
- 発酵が終わったら瓶詰めし、少量の砂糖を加えて密封
- 室温で1〜2週間熟成(炭酸を生成)
- 冷蔵庫で1週間寝かせて完成!
必要な道具
- 発酵容器(5L〜20L)
- 温度計
- ろ過用バッグ
- 煮沸用大鍋
- 消毒用アルコール
- 瓶と王冠(またはペットボトル)
ポイント・コツ
- 衛生管理を徹底(器具をしっかり消毒)
- 温度管理が重要(特に発酵温度)
- 初心者はエールから始めるのがおすすめ
- ホップの量や種類を変えると味のバリエーションが広がる
まとめ:作ってみたいのはIPA!!
色んな種類のビールを作れることがわかりました!
個人的には市販のクラフトビールでもIPA(インディア・ペール・エール)が好きなので、IPAを作ることを目標にしたいと思います!
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