私は普通の会社員で、長らく連れ合いと二人で賃貸マンションで暮らしていました。
ここ数年で子どもがふたり生まれて、「家買うかー」と話していたところ、住みたい物件を発見したので購入することにしました。
ところが、物件を見つけた当初、転職して3ヶ月というタイミングだったので住宅ローンを組むことに苦労しました。
もし同じような状況の人がいたら参考になればいいなと思い、備忘録を残します。
賃貸のベランダから見えるマンションが空いた
数年前から「家を買うかー」という話を連れ合いと時々していました。
一度実際に内見にいったことがありましたが、ピンと来ることがなくそれ以降私は現実感はなく、物件情報も集めていませんでした。
反対に連れ合いはポストに入る物件チラシを見比べたり、ポータルサイトを巡回して物件情報を集めていたました。
ある時、「近所のいい物件が出たよー!」と報告が。(子どもの通園バスの帰りによく子どもの話相手をしてくださる方がそのマンションに住んでいらっしゃったようです。)
以前から注目していた近所のマンションに空きが出てリフォーム中とのことで、なにかの縁だと感じたため、内見に訪れました。
実はこの物件、その時住んでいた賃貸のベランダから見上げていたマンションで「どんなお金持ちが住んでいるんだろうねー」なんて話を連れ合いとしていたマンションでした。
バルコニーが気に入って購入意思が固まる
内見時はリフォーム中でしたが、部屋数も賃貸よりもあり、広さも十分。
そして何より大きなルーフバルコニーが専有スペースとしてついていました。
当時はコロナ禍ということもあり、あまり子どもたちを外で遊ばせることができていなかったので、「ここならきっと外遊びもできる」と購入意思が固まりました。
内見中に子どもが「うんち漏らしちゃった・・・」と部屋の隅で泣くというイベントが発生したことも「運がついた!!」と意思決定の一因になりました(笑)
転職したばかりだと住宅ローンの審査基準が壁になる
営業の方に購入意思を伝えたところ、「支払いはどうしますか?」ということで住宅ローンを組むことに決定しました。
仮審査のため、メガバンク、地銀を当たりましたが、当時の私は転職して三ヶ月。
多くは給料明細や源泉徴収票で半年や1年間分を求められましたので、断念。
実際に三菱UFJ銀行では、以下のような解説がありました。
https://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/column/021/index.html
とはいえ、期限もずっと待ってもらうことはできないため、詳しい知人を頼って情報を得ました。
ネット銀行の住宅ローンの審査にかける
住宅ローンの審査に落ちると別のローン審査にも影響すると言われており、審査通過確率のできるだけ高い銀行を選ばなければなりません。
知人曰く、「ネット系銀行ならワンチャンスあるぞ!」ということで、
- ソニー銀行
- SBI新生銀行
を勧めてくれました。
理由はやはり転職に伴う、必要書類の提出範囲。
不動産会社の営業の方にも相談し、現職3ヶ月の給与明細で受付してもらうことができる、かつ不動産会社と取引履歴があるソニー銀行にターゲットを絞り、仮審査を申し込みました。
審査の結果・・・!
仮審査からしばらく経ったタイミングで担当営業の方から連絡を受け、見事、審査を通過しました・・・!
連れ合いと小踊りしましたよね。
営業の方も一緒に大喜びしてくれました!! もちろん、子どもの話し相手の素敵な方も。
ゴールするまでは正直きつかったですが、結果よければすべてよし、でした。
まとめ
転職したばかりで家を購入しようとすると住宅ローンが組めるのか不安になることしかないと思いますが、なんとかワンチャンスを掴んだ私のような事例もあるので諦めずにチャレンジしましょう!
私の場合をまとめると
- 転職したばかり給与明細でもローンの仮審査が受けられる銀行がある
- ネット銀行を探してみる
- 不動産会社が既存取引がある銀行がおすすめ
- 友人知人に詳しい人がいたら話を聞いてみる
となります。
余談
担当営業の方が実は以前に一度内見をしたときに担当してくださった方でした。
「一度、〇〇の物件を内覧されたことありますか?」と質問してくれて、「あああああ! あのときの!」と盛り上がりました。どうやら私達が物件を探していた地域の担当を長くされていたようでまさかの再会となりました。
先方も何か縁を感じてくださったみたいで、私達の他にも申し込みが来ていたらしいのですが体を張って私達を通そうとしてくださってました。
おかげで審査が通るまで安心して待てました。縁というのは本当に大切だな、と感じました。
そして、やっぱり子どもが「運」を付けてくれたことも一因かな(笑)
考察
住宅ローンの審査では、転職が当たり前になってきている世の中とはいえ、「勤続年数」や「年収」は返済能力の有無を判定する大きな要素であることは間違いないと言えるでしょう。
おそらく私の場合は、
- 短期間での転職ではなかった
- 年収(当時は年収見込み)が転職前よりも高くなっていた
ことはプラス要素になったと考えています。
転職先が上場会社やその子会社だった場合は、さらに審査を通過する確率は高くなるのではないでしょうか。
逆に考えると、短期間で転職を繰り返している場合や、転職前後で収入が下振れしてしまっていたりすると審査を通過する確率は下がってしまうかもしれません。
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