子どもに非日常を体験させることができるベランピングという方法

都心や都心近郊に住んでいて子育てをしている場合、子どもたちに日常生活では味わえないような非日常体験をさせてみたいと考えている親御さんも多いと聞きます。やはり、都心にいると自然に触れる機会が少ないですよね。

自然に触れる機会を作るには、グランピング場を予約したり、キャンプサイトを借りたりなどの方法がありますが、なかなか挑戦するハードルも高いのが現実です。

子どもたちにしても、急に環境が違うキャンプ生活をやろうとしても寝付けなかったりする場合もあります。

そんなときは、ぜひ家でできるキャンプ（グランピング）である、べランディングをおすすめしたいです！

ベランピングは日常の中に非日常を作れる

ベランピングは、「ベランダ」で「グランピング」することから作られた造語です。グランピングは「グラマラス（魅力的な）」と「キャンピング」を組み合わせた言葉ですね。

つまり、ベランピングは家の敷地内（ベランダや中庭、リビングや寝室もあり）でキャンプ気分を楽しむことができるアクティビティです。

キャンプ道具である寝袋、ハンモック、テントやバーベキューコンロなどを使って、キャンプで行うような遊びや生活習慣という非日常を、普段の生活の中で体験できることが最大の魅力となっています。

ベランピングは、大人にとっても子どもにとっても本格的なキャンプへの慣らしとしても有効です。

キャンプにいくぞー！と道具を購入して、キャンプ場に着いても使ったことがない道具はうまく扱えないこともしばしば。

特にテントは、組み立て方がわからなくて四苦八苦することも多い道具のひとつ。

実際のキャンプ場で組み立てる前に、家の庭やベランダで実際に建ててみると当日あたふたしないで使うことができますね。

火が使えるようならば、バーベキューコンロも実際に使ってみるといいと思います。

着火作業は意外と大変で、薪に火をつけられず「暖を取れない」なんてことにならないように事前練習をしておくとよいでしょう。

ホワイトガソリンを使うようなランタンやキャンプコンロも同様に事前練習をしておいたほうが安心です。

寝袋についても、普段布団でゆったり寝ている場合、少し締め付けられて窮屈な感覚を覚える方もいらっしゃいます。睡眠環境はキャンプを楽しむ上でも大切なので、子どもも大人も事前に寝心地を確認しておくとより良いと思いますよ！

子どもにキャンプのような非日常を体験させるには、親の行動コストが大きく、ハードルが高くなりやすいです。

ベランピングは手軽に、そして気軽に日常生活に非日常を持ち込むことができるアクティビティ。

簡単に非日常を始めることができるのがベランピングの最大のメリットだと私は思います。

移動がなく、電源などの心配もしなくていいのは始めやすさをアップさせてくれます。

子どもにも非日常の楽しさを体験してもらって、体験することの素晴らしさを感じてもらいたいです。